不動産ニュース / 開発・分譲

2018/11/29

シドニーの分譲M開発に参画/地所レジ

外観完成予想CG(C棟)

 三菱地所レジデンス(株)は、オーストラリア・シドニーで、現地不動産会社のCrown Group Holdings(クラウン社)が開発を進める、分譲マンション「Mastery(マステリー)」(総戸数374戸)への参画を発表した。

 オーストラリアの住宅開発事業は、メルボルンでの「Melbourne Quarter East Tower」に続く参画となる。シドニーは、居住人口約480万人。毎年約10万人のペースで人口が増えており、住宅ニーズが高まっている。

 計画地はシドニーのビジネス中心区域から南へ約4km、シドニー国際空港から北東約5kmに位置。地下鉄駅、バス停、商業施設、大型公園が徒歩圏に揃う、近年住宅開発が進む利便性の高いエリア。

 住宅と商業施設の複合開発で、全5棟(A棟<5階建て、39戸>、B棟<6階建て、54戸>、C棟<20階建て、144戸>、D棟<7階建て、42戸>、E棟<8階建て、95戸>)で構成。総事業費は約3.85億豪ドル。敷地面積約1万6,941平方メートル、延床面積約3万3,860平方メートル。間取りは1~3ベッドルーム、専有面積約40~128平方メートル。

 デザイン設計に、建築家の隈 研吾氏、髙田浩一氏を起用し、日本食レストラン等を誘致する等、日本をコンセプトにした商品企画が特徴。屋上プール、ジム、コミュニティルームも設置する。

 11月17日に販売を開始し、着工は2019年、全棟竣工は21年の予定。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

マンション

日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。