不動産ニュース / 政策・制度

2018/12/19

ハザードマップサイトの機能拡充/国交省

「重ねるハザードマップ」での土地分類基本調査(地形分類図)の表示例

 国土交通省は18日、ハザードマップポータルサイト「重ねるハザードマップ」の機能を拡充。地形分類図を容易に確認できるようにした。

 ハザードマップポータルサイトは、防災に役立つさまざまなリスク情報や全国の市町村が作成したハザードマップを便利に簡単に活用できるようにまとめたサイト。「重ねるハザードマップ」は、リスク情報を1つの地図上に重ねて表示するサービス。土砂災害警告区域や津波浸水想定等を確認できる。

 今回新たに「重ねるハザードマップ」で、5万分の1地形分類図を確認できるようにした。地形分類図とは、土地の成り立ちを確認できるもの。これを知ることで、「谷底平野」は集中豪雨があった場合河川の氾濫リスクがある、「旧河道」は河川の氾濫により周囲よりも長期間浸水し水はけが悪い、等の自然災害のリスクを理解することができる。

 また、「簡易的な水害リスク情報の作成および公表にあたっての留意事項等を整理した手引き」も公開。洪水浸水想定区域の公表等が行なわれない都道府県管理の中小河川沿いの河川氾濫について、簡易的な水害リスク情報の作成手法を示している。国土交通省のホームページから閲覧可能。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。