JLLは12日、2019年1月末時点での東京Aグレードオフィス空室率・賃料を発表した。
対象となるのは、東京都心(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)に立地する、1990年以降竣工の新耐震基準に適合したオフィスビル。延床面積3万平方メートル以上、基準階床面積1,000平方メートル以上、地上20階建て以上。
空室率は0.9%(前月比0.1ポイント低下)と、2ヵ月ぶりに1%を下回り、中心業務地区全体で一層の低下がみられた。
1坪当たりの月額賃料は3万8,348円(同0.4%上昇)と、7ヵ月連続で上昇。丸の内・大手町を含むサブマーケットが上昇をけん引した。