東京ガス(株)は25日、不動産事業強化を目的に、不動産関連子会社の東京ガス不動産ホールディングス(株)、東京ガス都市開発(株)、東京ガス用地開発(株)の3社を4月1日に統合すると発表した。
統合後の商号は、東京ガス不動産(株)。代表者は現・東京ガス不動産HD社長の小林裕明氏が就任する。資本金は118億9,400円で、東京ガスが100%出資する。
これまで同社グループの不動産事業は、東京ガス不動産HDのもと、東京ガス都市開発が不動産管理、賃貸仲介および一部の中小規模用地の開発を、東京ガス用地開発が大規模用地の開発および運営管理を行なってきた。今回、不動産事業における経営資源を一元化することで、収益の拡大と一層の経営効率化を図り、同事業をグループの収益の柱へと成長させていく。