不動産ニュース / 開発・分譲

2019/3/19

浜田山の元家族寮を保育所に建て替え/日土地

「グローバルキッズ浜田山」外観

 日本土地建物(株)は19日、同社グループが建物の設計から施工まで手掛けた認定保育所「グローバルキッズ浜田山」(東京都杉並区)のメディア向け内覧会を実施した。

 京王井の頭線「浜田山」駅から徒歩4分、設備工事を展開する(株)サンテックの保有地で建設したもの。同敷地には、従前、同社の鉄骨造2階建て築33年のファミリー向け社宅が建っていたが、2017年11月、建物の老朽化のほか、利用者の減少から、同社は日本土地建物に同物件の利活用について相談。日本土地建物は、エリアで保育所が不足していることや、杉並区が保育施設の新設にあたり資金援助等の公的支援制度を実施していることをふまえ、採算性を総合的に検討し、認定保育所への建て替えを計画した。

 敷地面積は、約459平方メートル。建物は、木造2階建て、延床面積約442平方メートル。定員は、0~5歳合わせて67人程度。保育所の運営を担う(株)グローバルキッズの方針に基づき、園内は木のぬくもりが感じられるよう、棚やテーブルに木の素材感があるものを採用した。
 開業は、4月1日の予定。新規入所者が多い0~3歳児はほぼ定員となっている。

 なお、日本土地建物がコンサルティング、日本土地建設(株)が設計・監理・施工を担当した。同社グループで、保育所の新設をトータルマネジメントするのは初。

教室内。棚やテーブル、ドア等に木の素材を用い、温かみがある雰囲気とした

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