不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/3/29

既存マンション価格天気図、「晴」が最多を継続

 (株)東京カンテイは3月28日、2019年2月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県のファミリータイプの中古(既存)マンション流通価格を70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表現した。

 同月は「晴」が20地域(前月18地域)に増加し、3ヵ月連続で最多を維持。「雨」も4地域(同1地域)に増加した。「曇」は7地域(同10地域)に、「小雨」は4地域(同8地域)に減少。「薄日」は12地域(同10地域)と増加した。

 全国で天候が改善したのは11地域(同16地域)に減少。横ばいは29地域(同28地域)、悪化したのは7地域(同3地域)とそれぞれ増加した。

 三大都市圏は、全域で強含んだものの、大半の地域がわずかな価格上昇に留まったため、天候改善地域は三重県のみとなった。

中古マンション価格天気図

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マンション

日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。

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