不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2019/4/11

モノオクと資本・業務提携/イーソーコ

 イーソーコ(株)は、個人間の物置きシェアリングサービス「モノオク」を展開するモノオク(株)と、資本・業務提携した。

 同社グループは、モノオクのシェアリングサービスが、個人ユーザーを対象としていることに着目。その仕組みを活用することで、物流不動産ビジネス、ネットワークの拡大を見込み、大型の倉庫物件から個人の空き部屋や押し入れまで、物流・倉庫の大小さまざまなスペースを両社で総合的にサポート。顧客の要望に合わせて適切な物件を適正価格で提供できる体制を構築していく。
 将来的には、国内BtoCのEC市場が拡大していることから、仕入れ、商品の保管、梱包等を複数社が共同で行なえる国内初「物流専用シェアオフィス」の開設も検討していく。

 また、イーソーコでは、モノオクが採用する最新テクノロジーを活用した決済や、インターネットでの与信管理を事業ノウハウとして取り入れ、2019年より本格稼働した初のBtoCサービス「イートランクボックス」などへの活用も検討する。
 なお、「イートランクボックス」は、自宅で保管できないレジャー用品、オフシーズンで使用しない衣類、家電類などを倉庫内の簡易版トランクルーム内に保管するサービス。倉庫内は24時間・365日体制でグループ会社の東運ウェアハウス(株)が管理し、今後は全国規模に拡大する計画。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

シェアリングエコノミー

空き状態にあるモノや技能の個人間の貸し借りを、情報通信システムを活用して仲介するサービス。英語でSharing economy。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。