不動産ニュース / 開発・分譲

2019/4/12

住友不、恵比寿で15年ぶりのタワマン竣工

「シティタワー恵比寿」外観。恵比寿エリアでのタワーマンションは15年ぶりで、同社も「記念碑的マンション」と位置付ける

 住友不動産(株)は12日、3月6日に竣工した分譲マンション「シティタワー恵比寿」(東京都渋谷区、総戸数310戸)を報道陣に公開した。

 同物件は、JR山手線他「恵比寿」駅徒歩7分に立地する、地上22階建てのタワーマンション。恵比寿徒歩圏でのタワーマンション供給は、他社含め15年ぶり。従前は木造密集住宅地で、3名の地権者から土地を取得、集約した。4方道路の特徴をさらに生かすため、総合設計制度を適用し、敷地周囲中心に全体の半分を公開空地として緑化。容積を400%、建物高さも50mから75mへと引き上げた。

 住戸は、専有面積40~150平方メートル。14階までを1LDK・2LDK、15階以上を2LDK、3LDKのプレミアムフロアとし、独製キッチン、天然石のキッチン天板など設備仕様を引き上げた。最上階はスーペリアフロアとしてさらにグレードを高めている。

 現在の販売価格は、7,000万円台~5億7,000万円台。坪単価は約750万円。2017年6月から販売を開始しており、約6割が売却済み。問い合わせ総数は約9,500件、来場者数2,700組。購入者の中心は、会社経営者や会社役員、士業など。6割が買い替え買い増し。居住地は渋谷・目黒・港区で過半数。ブランド住宅地の中心にある「恵比寿アドレス」を評価しての購入が圧倒的に多い。

プレミアム住戸のLDK。高層住戸は坪単価が1,000万円を突破する

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