三菱地所(株)は、深見興産(株)と共に開発を進める「(仮称)博多駅前4丁目計画」の新築工事に15日に着手、19日には起工式を執り行なった。
計画地は、JR「博多」駅より徒歩4分に位置。敷地面積約1,500平方メートル、オフィス、店舗などを含む複合施設を開発する。同社としては市内初のオフィスビル開発となる。延床面積は約1万2,550平方メートル、鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造地上13階地下1階建て。
オフィス空間を無柱空間とすることで、自由度の高いレイアウトを可能とするほか、屋上には就業者向けのテラス席も設置。1・2階には商業店舗として、まちのにぎわい創出にも寄与する。JR「博多」駅と歩行者デッキによる接続も予定している。21年1月竣工予定。