不動産ニュース / 開発・分譲

2019/5/10

蒲田でAI・IoT活用マンション/大京

「ライオンズ蒲田レジデンス」外観パース
モデルルーム(専有面積76.31平方メートル)

 (株)大京と(株)大京穴吹不動産は11日、新築分譲マンション「ライオンズ蒲田レジデンス」(東京都大田区、総戸数33戸)のモデルルームをグランドオープンする。

 京急本線「京急蒲田」駅徒歩10分、京急空港線「糀谷」駅徒歩9分に立地。「京急蒲田」駅からは「品川」駅まで直通6分、「横浜」駅までは直通10分など、交通利便性が高い。徒歩圏内にスーパーやドラッグストア商店街なども立地していて、生活利便性にも優れている。

 敷地面積1,197.88平方メートル、鉄筋コンクリート造地上7階建て。18戸を角住戸とし、24戸が南向き。専有面積は57.30~84.72平方メートル、間取りは1LDK+S~4LDKで、9タイプ・18バリエーションを用意する。

 先進のAI・IoT技術を複数導入。鍵システム「Link×Life×Lock system」により、エントランス・専有部の開錠は、非接触開錠も可能なシリンダーキー、カードキー、スマートフォンで使い分けることができる。またスマートフォンのアプリを活用すれば、鍵の遠隔操作も可能。鍵の閉め忘れや、家族がカギを忘れて外出したとき、急な来客などの際に、離れた場所から解錠・施錠ができる。

 共用部の「掲示板」機能と「管理員」が担う一部の業務を提供する「AI INFO」も導入。デジタルサイネージによる掲示に加え、マンションに関する各種問い合わせを、チャットで行なう。スマートフォンアプリでも利用できるため、24時間確認・使用することが可能。

 給湯設備もIoTに対応したものを採用し、風呂の湯はりや床暖房のオン・オフなどを外出先からスマートフォンで操作することができるようにした。

 これまでに、約400件の資料請求を受け付けており、モデルルームの事前案内会にも80組が来場。30~40歳代のファミリー世帯が中心だという。

 5月下旬から販売を開始。販売予定価格は坪300万円程度を予定している。竣工・入居開始は2020年2月。

 同社では今後、18年6月に設置した「ソリューション事業部」と「都心事業部」の取り組みにより、都心エリアの土地仕入れをさらに強化していく計画。大京都心事業部長の末岡和也氏は、「両事業部の連携により、今後も需要の底堅い都心部での仕入れを積極的に進めていく。種地を取得した後で隣接地も取得する、買い増しすることで容積を増やすなど、さまざまな方法で土地の有効活用を推進していく」と意気込みを語った。

リーダーにスマートフォン(写真)やカードキーなどをかざすと開錠・施錠ができる。スマホからの遠隔操作も
共用部に設置されたサイネージには音声対話機能も。質問をするとAIの仮想管理員が応答してくれる

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