不動産ニュース / 開発・分譲

2019/6/6

恵比寿ガーデンプレイスに複合オフィス

 サッポロ不動産開発(株)は6日、「恵比寿ガーデンプレイス」(東京都渋谷区)を一部リニューアルし、複合ワークプレイスを新設する計画を発表した。

 同施設は、敷地面積約8万3,000平方メートル、延床面積約47万8,000平方メートル。オフィスタワー、商業施設、ホテル、住宅からなる複合施設で、1994年10月に開業し、今年で25周年を迎える。

 リニューアルは、飲食店や物販店が入居するグラススクエアの地下1階、約1,518平方メートル(440坪)を、クリエイターやIT関連のスタートアップ企業等をターゲットとしたワークスペース中心に改修する。

 「食」、「運動」、「睡眠」の観点から、ヘルシーフードを提供するカフェや、フィットネスプログラム、睡眠スペース等を導入し、利用者のワークライフをサポートする。1人から利用可能なフリーデスク、プライバシーを確保できるプライベートオフィス等さまざまなオフィスタイプを用意する予定。

 運営は、スタートアップ向けオフィス等の企画・運営を手掛ける(株)リアルゲイトを事業パートナーとし、両者で行なう。

 また、同エリアには画像認証技術を活用したカメラ内蔵型の什器を用いて販売前の商品プロトタイプを展示し、購買、非購買ユーザーの特徴等のマーケティングに役立てる「ショールーミングストア」や、イベント等に用いる「屋内ひろば」も設置する。

 開業は、2019年秋の予定。

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。