不動産ニュース / IT・情報サービス

2019/6/26

地盤情報レポートを提供/アットホーム

「地盤情報レポート」イメージ

 アットホーム(株)と応用地質(株)は26日、地盤情報を分かりやすく可視化するサービス「地盤情報レポート」を共同開発し、アットホーム加盟店に提供を開始したと発表した。

 同サービスは、小規模建築物を対象に、本来は地盤調査によって明らかになる地盤の状態を推定し、分かりやすい解説レポートを作成するもの。現地調査を行なわず、土地の概況を推定するため、すでに住宅などが建っている土地についても利用ができる。

 「地盤情報レポート」では、応用地質が、実際の地盤調査データを基に「3次元地盤解析システム」で作成した3次元地盤モデルを活用して地盤の状態を推定。そこから戸建住宅などの小規模建築物の建築や建て替えを想定した際の「地盤リスク(沈下・液状化のリスク)」、沈下に対する「補強工法」などを総合的に解説する。また、地盤についての専門的な知識を持たない土地や住宅の購入希望者にも、作成したレポートをそのまま提供できるように、基礎知識の解説も加えている。

 同サービスを提供することで、加盟店における土地や住宅の仲介、仕入れの一次判断や実地調査前の机上調査業務の効率化を図りたい考え。

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建て替え

建物を改築すること。全面的な建て替えのほか、建物の一部を建て替える場合もある。マンションの建て替えには、区分所有者およびその議決権の各5分の4以上の多数による決議(建替え決議)が必要である。

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