不動産ニュース / 開発・分譲

2019/7/10

新コンセプトの「クロスオフィス」を開業

「クロスオフィス六本木」エントランス
レセプションスペースには、ターゲットに合わせ、個性的な壁画を作成した

 オリックス(株)は10日、シェアリングオフィス「クロスオフィス」ブランドのコンセプト刷新を発表。新コンセプトの初弾となる「クロスオフィス六本木」(東京都港区)を開業した。

 「クロスオフィス」は、同社のサービスオフィスブランド。2009年の「渋谷」の開業以来、「内幸町」、「新宿」など5拠点を展開しており、「六本木」は6拠点目。新コンセプトは、「SCRABBLE」(クロスワードパズルのようなボードゲームの名称)。入居テナント同士の交流促進に寄与する環境づくりに注力し、施設構成も、従来は個室をメインに設計していたのに対し、コワーキングスペースやレセプション、ラウンジなど入居者同士が交わるスペースを設けることとした。

 「クロスオフィス六本木」は、地下鉄日比谷線・都営大江戸線「六本木」駅から徒歩2分、ランドクロス六本木の4・5階に位置。4階が約800平方メートル、5階が約680平方メートル。入居者同士の交流促進のため4階はラウンジを中心に据え、その周りを囲むように個室を設置した。5階は全て個室スペース。
 個室は、1人用から9人用まで、計71室を用意(3.71~44.90平方メートル)。月額料金は、1人用のスモールタイプで12万円程度~、複数利用できるベースタイプで18万円程度~。コワーキングスペースは約60席で、月額3万円から。また、30分単位の追加料金で利用可能な会議室も4室設けた。

 新ブランドコンセプトでは、エリアに沿ったデザイン性にもこだわることに。「六本木」は同エリアに集積するデザイン・アート企業、IT企業に響くよう、アーティスト須田 悠氏を起用して黄色と水色を基調とした個性的な壁画を作成。家具もそれに合わせてコーディネートした。

 ブランドの新展開について同社運営事業本部運営部長の飯島正純氏は、「クロスオフィスを展開して約10年、平均稼働率も90%以上と好調だ。だが近年、働き方改革が大きく進み、会社の規模や働き方が多様化している。それに対応できるよう、攻めの姿勢をとる必要がある」と説明。「実際、『六本木』はこれまでの拠点に比べ、2倍近くの企業に内覧いただけている」などと好感触を示した。
 入居者同士の交流促進に向けて、エントランスのデジタルサイネージを活用しての各企業の事業PRや、ラウンジを活用したイベントの開催なども実施していく予定。

個室スペース(一人用)。デスク等の家具は備え付け
コワーキングスペース

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コワーキングオフィス

独立して働く人々が共同利用しながら働く事務所。そのような場所を「コワーキングスペース」ということもある。

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