不動産ニュース / 開発・分譲

2019/7/11

品川にテーマ特化のオープンイノベーション拠点

「AND ON SHINAGAWA(アンドオン品川)」

 京浜急行電鉄(株)、(株)サムライインキュベート、(株)ヒトカラメディアは11日、オープンイノベーション拠点「AND ON SHINAGAWA(アンドオン品川)」(東京都品川区)を開設、会員の募集を開始した。

 JR「品川」駅徒歩9分、高輪エンパイヤビル内に開設。ベンチャーやスタートアップ企業、大手企業によるオープンイノベーションを進めるための施設として運営する。同施設ではテーマ領域を「モビリティ変革」「MaaS」とその周辺領域に特化、シード段階のベンチャー・スタートアップ、パートナーとなる大手企業を中心に利用者を募る。

 182.56平方メートルのスペースに、専用デスクを36席、共用デスク20席、会議室1室を用意。複合機、ポスト、Wi-Fiなどを完備。レイアウトを変えることで、50人程度のイベントも開催可能。会員・パートナー企業の活動状況報告会、懇親会などをはじめ、3社、パートナー企業のネットワークを活用し、会員以外の参加も可能なさまざまな取り組みも行なうことで、プレイヤー同士の関わり合いも増やしていく計画。利用料金は、共用デスクで月額2万円、専用デスクが月額4万円。会員条件があり、入居に当たっては審査がある。

 施設デザイン・レイアウト、施設とコミュニティ運営はヒトカラメディアが、資金調達支援、ネットワークを活用したイノベーション創出サポートはサムライインキュベートが担当する。

 京浜急行電鉄新規事業企画室の橋本雄太氏は、「一つのビジョンを共有しながら集い、循環していく場所として運営していく。オープンイノベーションによる新規事業の創出を後押しする場にしていきたい」と述べた。

専用デスクを36席用意

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コワーキングオフィス

独立して働く人々が共同利用しながら働く事務所。そのような場所を「コワーキングスペース」ということもある。

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