不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2019/7/30

減収減益/大東建託20年3月期1Q

 大東建託(株)は30日、2020年3月期第1四半期決算(連結)説明会を開催した。

 当期(19年4月1日~6月30日)は、売上高3,677億6,800万円(前年同期比3.2%減)、営業利益279億700万円(同19.9%減)、経常利益295億5,400万円(同18.6%減)、当期純利益203億8,400万円(同21.9%減)。減収減益となった。

 主力の建設事業は、労務費・資材費等の上昇により、売上高(完成工事高)は1,089億7,500万円(同20.3%減)、営業利益は117億4,700万円(同47.3%減)と大幅減。受注工事高は1,041億7,200万円(同19.6%減)、期末受注工事残は8,776億4,700万円(同0.2%減)となった。

 不動産事業では、一括借上物件の増加に伴い、借上会社の家賃収入が増加。売上高は2,436億9,300万円(同6.1%増)、営業利益は173億3,100万円(同28.7%増)を計上した。期末の入居率は、居住用物件が96.9%(同0.4ポイント上昇)、事業用物件が98.8%(同0.3ポイント上昇)。

 通期については、受注高計画6,830億円(同7.5%増)とし、受注計画達成のための営業体制を強化。他社物の建替契約に特化し新規客を獲得するための「建替専任部署」を、4月1日から90支店に配置。店舗・商業施設や紹介営業に特化し、賃貸以外の需要を取り込むための「事業用物件専任部署」を、7月1日から13支店に配置している。
 売上高1兆6,400億円、営業利益1,280億円、経常利益1,330億円、当期純利益900億円を見込む。

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