不動産ニュース / 仲介・管理

2019/8/7

「the SOHO」を共用部新設でバリューアップ

「the SOHO」外観
新設した共用スペース。Wi-Fiや電源を設備している

 東急住宅リース(株)は、管理・運営する起業家・個人事業主向けの賃貸オフィスビル「the SOHO」(東京都江東区、区画数370室)の一部をリノベーション。新設した共用スペースを8月21日にオープンする。

 同物件は、ゆりかもめ「東京国際クルーズターミナル」駅・「テレコムセンター」駅から徒歩5分。事務所・店舗専用オフィスで、2010年に竣工した。敷地面積約5,150平方メートル。鉄筋コンクリート造地上13階建て地下1階建て。専有スペースは、30~70平方メートルがボリュームゾーン。月額賃料は、14万~97万円程度。

 無線LANやコミック・専門書まで350冊以上の本を用意したロビーラウンジや、カフェ&ダイニング、フィットネスルームなどを備えている。入居者から新たな共用スペースを望む声が挙がっていたことからリノベーションをオーナーに提案。もともとオフィスだった2階の1室(約240平方メートル)を共用スペースにリノベーションした。

 4~10人までの個室を配したミーティングスペース、プロジェクターやマイクも設置したイベントでも使えるランチスペース、コワーキングスペースを用意。ミーティングスペースのみ有料(1時間500~1,000円程度)。「もともと、共用部の充実度がウリで、入居企業に好評だった。新設した共用スペースも注目度が高く、入居者向けの内覧会では100人を超える来場者があった。今後は、ビジネスマッチングや入居者同士の交流につながるイベントなども開催していきたい」(同社運営部PM事業部the SOHO管理事務所所長・笹野光広氏)。

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