不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2019/8/13

大幅増収増益に/ハウスドゥ19年6月期

 (株)ハウスドゥは13日、2019年6月期決算(連結)を発表した。

 当期(18年7月1日~19年6月30日)は、売上高315億4,600万円(前年同期比40.1%増)、営業利益31億5,600万円(同49.2%増)、経常利益30億300万円(同57.3%増)、当期純利益20億600万円(同56.8%増)。

 フランチャイズ事業は、仲介+買取による収益向上を目指した「サテライト店+家・不動産買取専門店」併設店舗のニーズに加え、不動産賃貸ブランド「RENT Do!」への問い合わせも増加し、新規加盟契約数が145件で、累計加盟店舗数は602件に。また、スーパーバイザーの加盟店フォロー体制の強化や各種新規サービスの拡充効果もあり、新規開店店舗数133店舗、累計開店店舗数497店舗となった。その結果、売上高27億6,200万円(同14.5%増)、セグメント利益16億7,700百万円(同13.7%増)となった。

 ハウス・リースバック事業は、不動産の有効活用や資産を資金化するニーズに応えたことで、新規に505件を取得し、累計保有物件数が314件、売却件数が751件だった。売上高139億8,900万円(同145.0%増)、セグメント利益20億7,400万円(同163.2%増)。

 不動産売買事業は、直営店エリアの仲介顧客ニーズに合った物件を仕入れる方針を徹底したことで、販売用不動産在庫の販売が順調に進み、取引件数が401件と前年比で増加したほか、取引強化に向けた広告宣伝費や売買に伴う仲介手数料が増加し、売上高90億4,000万円(同1.5%増)、セグメント利益が7億7,800万円(同5.5%減)だった。

 次期は、売上高372億2,100万円、営業利益35億2,100万円、経常利益33億円、当期純利益21億7,800万円を見込む。

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リースバック

不動産を売却し、その買主から当該不動産を賃借する方法。英語のLeaseback。

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