東京建物(株)は、同社が展開する物流施設のブランド名を「T-LOGI(ティーロジ)」に決め、開発を強化する。
初弾事業として計画を進めている「T-LOGI久喜」(埼玉県久喜市)は、東北自動車道「久喜IC」より約2.0km、敷地面積約3万3,100平方メートル。建物は鉄骨造地上4階建て、延床面積は約7万700平方メートルとなる予定。2020年6月の竣工を予定。
第2弾となる「(仮称)綾瀬物流施設プロジェクト」(神奈川県綾瀬市)は19年10月に既存建物の解体に着手した。20年度上期に開通予定の東名高速「綾瀬スマートIC」より約2.5kmに立地。敷地面積は約1万1,700平方メートルで、建物は鉄骨造地上4階建て。開業は22年春を予定している。
さらに、横浜市都筑区では約8,110平方メートルの開発用地を取得したほか、東京都あきる野市では2万8,216平方メートル、千葉県習志野市でも1万4,008平方メートルの開発用地の取得が内定している。物流施設マーケットが堅調なことを受け、積極的に新規開発を進めていく。