不動産ニュース / 開発・分譲

2019/10/15

甲子園球場隣地に展示館や商業の複合施設

現在の「甲子園歴史館」

 阪神電気鉄道(株)は、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)南側の西宮市所有地に商業施設を整備する。

 建設地は、甲子園球場に隣接。球場と高い相乗効果を図れる施設を整備することで、より多くの来場を見込む。敷地面積は3,243平方メートル、建物は鉄骨造3階建て、延床面積は約5,000平方メートルを計画。

 当該建物には甲子園球場に入る展示施設「甲子園歴史館」を一部移転して拡充。さらに、キッズゾーンなどの地域拠点エリアを整備するほか、飲食・物販店舗を誘致して野球・スポーツの振興と地域交流の拠点としての機能を持たせる。また、球場とデッキで接続することで、球場を中心とした新たなにぎわいの創出も図る。

 2020年春頃に西宮市と土地一時使用賃貸借契約を結んで着工、21年春には、事業用定期借地権を設定して契約、開業する予定。

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