不動産ニュース / その他

2019/11/5

保育事業に参入。城山トラストタワーに初弾

 森トラスト(株)は1日、城山トラストタワー(東京都港区)内に保育所「ナーサリールーム ミライズ」を開業した。

 産休・育休明けワーカーの職場復帰を支援するために、保育事業への参入を決定。同社グループの森トラスト・ホテルズ&リゾーツ(株)が、企業主導型保育所を運営していく。

 「ナーサリールーム ミライズ」は城山トラストタワー4階に開設。面積は182.73平方メートル。対象は0歳児から2歳児までで、定員は21人。

 事業開始に当たっては、時短勤務をしながら子育てをしている森トラストの女性社員2人が参画し、子育て当事者の目線を生かしたサービスを創出。通園児の保護者の荷物軽減のために保育所内に寝具を備えたほか、おむつ提供サービスも実施する。さらに保護者と保育士間の連絡のためのスマホアプリや、両手がふさがっていても入退室可能な顔認証セキュリティなど、ITの導入によって利便性向上を実現させている。

 本格稼働は2020年の予定で、それに向けて自社ホテル監修の季節の食事メニューやホテルメイドのパンの提供、ホテルと同等内容のスタッフ教育や食品衛生講習などを進めていく。またワーカーのニーズをさらに汲み取った保育プログラムの開発・提供も実施していく計画。 

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