不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/11/21

世界商業不動産投資、前年同期比1%増/JLL

 JLLは21日、2019年1~9月期の世界の商業用不動産投資額に関する分析レポートを発表した。

 世界の商業用不動産投資額は5,500億ドル(前年同期比1%増)となった。19年第1、2四半期の投資額は前年同期比マイナスだったが、19年第3四半期は2,050億ドル(同13%増)となり、プラスに転じた。

 アメリカ大陸の投資額は2,450億ドル(同9%増)。19年第3四半期の投資額は970億ドル(同22%増)となった。アメリカでのインダストリアルセクターにおける大型取引がけん引した。

 EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ大陸)の投資額は1,760億ドル(同13%減)、第3四半期は660億ドル(同1%減)となった。イギリスのEU離脱問題による先行き不透明感や投資活動の鈍化が投資額減少につながった。

 アジア太平洋地域の投資額は1,280億ドル(同10%増)、第3四半期の投資額は420億ドル(同18%増)。中国、シンガポールの投資活動が活発だった。

 都市別投資額は、1位ニューヨーク(183億ドル)、2位パリ(181億ドル)、3位ソウル(154億ドル)、4位東京(152億5,000万ドル)、5位ロサンゼルス(152億3,000万ドル)となった。アメリカのテクノロジーハブの都市9位にシリコンバレー(101億ドル)、10位にサンフランシスコ(89億ドル)が入り、それぞれの前年同期比投資額は39%、188%増と急増している。

 アジア太平洋地域とアメリカ大陸の不動産投資市場は堅調であるものの、EMEAの市場が低迷すると予測されることから、通年の投資額については約7,500億ドル(前年比0~5%減)と予測している。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

不動産投資

資金を不動産(土地・建物)の購入・賃貸に充てて運用し、収益を得ることをいう。運用益は、不動産価格の上昇益(キャピタルゲイン)または賃貸料収入(インカムゲイン)として得ることになる。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2020年2月号
日々の実務に役立つ情報満載です

特集では、2019年の不動産業界をめぐる出来事を総ざらい!ぜひご一読を。
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムック防災・復興ハンドブック<改訂版>

自然災害に備えて!手元に常備しておきたい一冊

価格: 500円+税(送料サービス)

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 900円+税(送料サービス)

お知らせ

2020/1/7

「記者の目」更新しました!

あえて“2割”が欲しがるマンション」更新しました!
今後消費の中心となるミレニアル世代向けに、各社が同世代向け住宅やホテル開発を活発化させています。「デジタルネイティブ」と呼ばれる彼らは、それ以前の世代と比べ価値観も大きく異なります。今回は、あえて“少数意見”に着目して開発したマンションプランを紹介!開発のポイントは……「アンバランス」!?