不動産ニュース / ハウジング

2020/1/9

ヤマダH、住宅ネット販売を8年ぶりに再開

外観プランの一例

 (株)ヤマダホームズは9日、インターネットで販売する企画住宅商品「ネットde住まい」を20日に発売すると発表した。

 同社はかつて、注文住宅のネット販売を手掛けていたが、中高級路線の強化と共に取りやめていた。今回、ローコスト商品の取り扱いも強化するため、8年ぶりに住宅のネット販売再開に踏み切った。

 専用ウェブサイトで標準仕様や検討の流れを紹介。顧客はマイページで全プランと本体価格を確認できるほか、概算見積もりシミュレーション機能で自由に見積もりを試算できる。問い合わせ対応はメールや電話、専用の相談カウンターで行なう。

 商品は、コストパフォーマンスを重視した「ベーシック」と高性能の「プレミアム」の2種類を用意。「プレミアム」は、設計・建設の性能評価書と長期優良住宅認定の取得を標準仕様とする。

 外観は2パターン3カラーの合計6タイプ。間取りは、注文住宅建築のノウハウを生かして設計した。1階は壁を極力排除し、大空間のLDKを構成。リビングの脇には家族構成の変化によってキッズルームや趣味を生かしたアトリエなど、さまざまな使い方ができるフレキシブルなスペースを提案している。

 販売数は300棟限定、3.3平方メートル単価は29万円台より。

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