不動産ニュース / IT・情報サービス

2020/1/14

「マンションみらいネット」サービス内容を向上

 (公財)マンション管理センターは、「マンションみらいネット」の見直し、およびシステム改良等を行なう。

 「マンションみらいネット」は、国の指導のもと、マンションの適切な維持管理の促進等を目的に構築されたマンションの履歴情報システム。
 マンション管理組合が、運営状況(建物概要、管理組合活動状況、修繕工事履歴、図書保管状況等)を同システムに登録。インターネットを活用して、組合員間で情報の透明化・共有化を図るとともに、登録情報の一部を一般ユーザーに公開することで、適切に管理されているマンションが流通市場で適正に評価されるための基盤として提供してきた。

 今回の見直しでは、従来のAコース(全項目登録型)およびBコース(図書電子蓄積型(スピード登録を含む))の区分を一本化。マンション概要のうち必須の8項目以外は任意項目とし、登録時および更新時に利用者のニーズに応じて自由に追加登録(削除)できるようにする。料金体系については、「初年度登録料」「更新料」を改め「年間利用料」とし、料金区分、料金メニューを一本化。2月1日以降の新規申込分より、年1回・2万円(税込み)の年間利用料とする。また、すべての管理組合において、A3判以下の図書の電子化を無料、かつ容量無制限で利用することが可能に。会員専用サイトから、利用者側(管理者)がいつでも自由に電子化済み図書(PDFファイル)をアップロードできる機能や、修繕履歴情報を入力(登録)できる機能も追加する。

 新システムは2月3日より稼働する予定。詳細は同センターホームページを参照。

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