不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/1/15

首都圏既存マンション、3ヵ月連続で成約減

 (公財)東日本不動産流通機構は15日、2019年12月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンション成約数は2,810件(前年同月比5.9%減)と、3ヵ月連続で前年同月を下回った。地域別では、東京都区部1,216件(同3.2%減)、東京都多摩278件(同2.5%減)、東京都合計では1,494件(同3.0%減)。埼玉県332件(同1.8%増)、千葉県335件(同9.7%減)。横浜市・川崎市481件(同11.4%減)、神奈川県他168件(同18.4%減)で神奈川県合計では649件(同18.4%減)と、埼玉県を除きすべて減少した。

 1平方メートル当たりの成約単価は54万8,900円(同4.7%増)、平均成約価格は3,550万円(同5.0%増)と、ともに11ヵ月連続の上昇。新規登録件数は1万4,873件(同7.4%減)で4ヵ月連続で前年同月比減少。在庫件数は4万7,051件(同0.2%減)となり、55ヵ月ぶりに前年同月を下回った。

 既存戸建ての成約件数は999件(同9.1%減)で、3ヵ月連続で前年同月から減少。平均成約価格は3,115万円(同1.1%減)と、2ヵ月連続で前年同月を下回った。

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