不動産ニュース / 団体・グループ

2020/1/27

管理適正評価に向け中間とりまとめ案、意見募集

 (一社)マンション管理業協会を事務局とする「マンション管理適正評価研究会」は24日、同研究会の「中間とりまとめ(案)」についての意見募集を開始した。

 2019年9月から12月にかけて、計4回の会合を実施。マンションの管理に係る情報開示の必要性や、管理の質が市場価格・ 取引価格に反映される必要性、管理に係る情報および評価の基準に ついて検討してきた。第4回の中間報告では、「マンション管理に係る等級評価の基準」や、「管理に係る情報開示の必要性」について検討してきた内容を総括。そこでの議論を踏まえ、中間とりまとめ(案)にまとめた。

 同とりまとめ(案)では、「管理情報開示の必要性」や、「管理に係る情報及び評価の基準」で項目の設定の考え方や項目別配点の考え方を示唆。専門家の活用や定期的な見直しなど今後の活用の留意点を挙げた。さらに管理の適切性が市場で評価される仕組みや管理の適正化の誘導のための提案もしている。

 同とりまとめ(案)と、意見提出方法は、同協会ホームページを参照。募集期間は、2月7日12時まで。集まった意見も参考に内容を見直し、3月下旬にかけて最終報告書(案)を作成する。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。