不動産ニュース / リフォーム

2020/1/28

福岡でReビル事業初のコンバージョンホテル

「福岡市中央区大手門3丁目ホステル計画」外観イメージ

 三菱地所レジデンス(株)は、築年数の経過した中小ビル等を再生して賃貸する「Reビル事業(既存ストックリノベーション賃貸事業)」で、「福岡市中央区大手門3丁目ホステル計画」を着工した。

 同事業は、建物を三菱地所レジデンスが賃借し、耐震補強工事やニーズを捉えたリノベーション工事で再生を図り、賃貸物件として供給するスキーム。2014年5月にスタートし、オフィス、住宅(シェアハウス含む)26物件が稼働中。今回、初めての宿泊施設へのコンバージョン事業となる。同社としても宿泊施設事業を手掛けるのは初。

 敷地面積417.18平方メートル、延床面積1,667.80平方メートル、鉄筋コンクリート造地上5階建て。福岡市地下鉄空港線「大濠公園」駅より徒歩1分に立地。1879年創業のハンカチやテーブルクロス等繊維製品の企画・販売会社であるブルーミング中西(株)の所有するオフィスビルを三菱地所レジデンスが賃借してリノベーションを施し、ホステル運営会社である(株)FIKAに転貸する。ホステル名は「UNPLAN Fukuoka」とする予定。

 ライフスタイル型ホステルとして、ドミトリーや個室で構成し、安価で提供する。男女別でシャワールーム、洗面室を設置し、快適性を高めるほか、利用客同士が交流を図れるようコモンルームやカフェを設置。1階にはオーナー会社の物販店舗をリニューアルオープンする計画。

 開業は2020年9月の予定。

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お知らせ

2024/9/19

記者の目を公開しました

新オフィス完成に向けた”トライアルオフィス”」を公開しました。野村不動産(株)は現在、東京都港区の芝浦エリアで、約4.7haに及ぶ再開発事業「BLUE FRONT SHIBAURA(芝浦プロジェクト)」を推進中。同社グループではその移転に先立ち、建て替え予定のビルに「トライアルオフィス」を設置。各社各部署の就労者が一定期間そこで働く取り組みを実施しています。トライアルオフィスを取材しました。