国土交通省では、令和元年度省エネ街区形成事業における「複数建物の連携による省エネプロジェクト2019」として、「虎ノ門・麻布台地区 第一種市街地再開発事業」「虎ノ門一・二丁目地区 第一種市街地再開発事業」(いずれも東京都港区)を採択した。
複数の住宅・建築物におけるエネルギーの面的利用により、エネルギー供給を最適化するエネルギーマネジメントシステムの導入等を通じて街区全体として高い省エネ性能を実現するプロジェクトに対して、国が建築工事費等の一部を支援するもの。11月18日から12月18日まで公募した。その結果、2件の応募があり両方採択した。
いずれも代表提案者は虎ノ門エネルギーネットワーク(株)。複数の住宅・建築物において、エネルギーマネジメントを活用した電力と熱のエネルギー融通により、省エネルギー性能の高い街区の形成を実現する。