不動産ニュース / 開発・分譲

2020/2/28

那覇にアートを配したホテル/小田急G

「ホテル アンテルーム 那覇」外観

 小田急グループの沖縄UDS(株)は27日、「ホテル アンテルーム 那覇」(沖縄県那覇市、客室数126室)を開業した。

 沖縄都市モノレール「美栄橋」駅徒歩12分に位置。敷地面積2,625.67平方メートル、延床面積5,660.88平方メートル、鉄骨造地上7階建て。

 ホテル外観の壁面全体に、彫刻家・名和晃平氏による「Direction」を施し、建物のデザイン自体にアートを取り入れた。エントランスホールは、大和美緒氏が高さ約6mの大空間の壁全体に絵具で描いたアート空間となっている。若手アーティストの発表の場となることを目指し、ギャラリーも設置した。

 全室からハーバービューを望む客室は、ダブルルームとツインルームを中心に、全10タイプを用意。国内外で活躍するアーティストが手掛けたコンセプトルームも複数設けた。床や家具には温かみのある木材を使用、若手アーティストの水彩画や作品も設置している。2階には、レストランとバーラウンジを設けた。

 小田急グループは、ホテル事業を成長分野と位置付け、都市型ホテルやリゾートホテルなど、2015年度から出店を強化。20年度までに15店程度を出店する計画。

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