プロロジスは9日、「プロロジスパーク八千代」(千葉県八千代市)の開発着手を発表した。
国道16号線から約2km。東京都市圏の消費地、および関東広域への配送に適しており、京成電鉄本線「勝田台」駅、および東葉高速鉄道「東葉勝田台駅」よりバスで15分と、従業員の雇用にも有利な立地。
「プロロジスパーク八千代1」「プロロジスパーク八千代2」の、マルチテナント型物流施設2棟を開発する。
「プロロジスパーク八千代1」は敷地面積6万9,300平方メートル、鉄筋コンクリート造・鉄骨造地上5階建て。延床面積は15万9,700平方メートル。八千代市内では初となる上り・下りそれぞれ専用のダブルランプウェイを備える。各階のトラックバースに45フィートコンテナセミトレーラーがアクセスできる仕様とする。ワンフロアの賃貸面積は基準階で約2万6,000平方メートル、1階で約2万8,000平方メートルを確保する。
着工は2021年4月、竣工は22年9月の予定。
「プロロジスパーク八千代2」は敷地面積約4万7,500平方メートル、延床面積11万3,000平方メートルを計画しており、着工・竣工の予定は未定。
開発地区は、当初ニュースタウンの開発を予定した住宅用途であったが、住民自治会からの提案制度による開発計画の策定を行なうことにより、産業用途への変更が実施された。地区内には、その他バスの操車場、商業施設、給食センターの建設も予定されている。