政府の「緊急事態宣言」発令に伴い、不動産会社各社の営業現場での対応が進んでいる。各社の対応は、以下の通り(14日時点、当社調べ、順不同)。4月8日、9日、10日付のニュースもあわせて参照。
◆(株)オープンハウス
・営業センターの営業時間を一部変更し、可能な範囲で対応
・担当者のマスク着用、手洗い消毒の徹底、体調管理の徹底
・店内においてアルコール消毒液設置利用、使用した机・椅子消毒、店内・室内の換気の徹底他の顧客等との間隔の確保
◆リストグループ
・店舗営業時間の短縮
・5名以上が集まるオフラインセミナーの開催を延期または中止
・モデルルーム、接客スペースおよびセミナールームの衛生環境強化(アルコール除菌シートでの徹底清掃を毎回実施、アルコール消毒液の設置)
・社内衛生環境の強化(在宅勤務またはフルフレックス制度を利用した時差通勤の推奨、アルコール消毒液の設置、マスクの着用の推奨、手洗い・うがい・咳エチケット等の基本的な感染予防策の徹底、不要不急のイベント(研修・セミナー等)への参加禁止、不急の出張延期
◆メルディアグループ
・従業員は政府の緊急事態宣言発令に伴い、ローテーションによる出勤
・接客スペースは、「密」な環境にならないよう、調整。希望顧客に対しては、電話での対応、直接現地物件での対応など臨機応変な対応を実施
・接客スペースや現地物件の換気・清掃・消毒の徹底。物件見学の際には顧客用の白手袋を用意
・従業員は、全員マスクの着用と手洗い、アルコール消毒を徹底。接客の際には「ソーシャルディスタンス」を守りながら対応
・名刺の提供・交換の停止。接客の際、従業員は、名札等で名前・職種・役職などを掲示