不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2020/4/28

営業収益は横ばい/C21 20年3月期

 (株)センチュリー21・ジャパンは28日、2020年3月期決算(非連結)を発表した。

 当期(19年4月1日~20年3月31日)は、営業収益41億1,300万円(前期比0.9%減)、営業利益11億500万円(同8.4%減)、経常利益11億7,100万円(同8.4%減)、当期純利益5億8,500万円(同28.2%減)の減収減益となった。

 加盟店向けリースバック商品やリフォーム提案ツールの販売を促進。IT戦略としての「顧客/追客管理システム」の利用も拡大した。これらの結果、サービスフィー収入が31億7,600万円(同1.3%増)、ITサービスフィー収入が7億1,500万円(同10.6%減)、加盟金収入が1億6,300万円(同0.1%増)だった。

 期中の新規加盟店数は64店、期末加盟店数は978店(同2.5%増)。同社加盟店による総取扱高は7,738億9,820万円(同1.6%減)、取扱件数は42万2,676件(同5.4%増)、総受取手数料は521億3,050万円(同1.0%増)となった。

 ポータルサイトとの契約変更によるITサービス収入の減少等があったものの、全体の営業収益は前年並みを維持した。利益については、販管費、人件費、広告費などが増加したことと、投資有価証券の評価損2億円を特損計上したことで、当期純利益は大きく減少した。

 なお、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、今後の業績見通しは当面公表を見合わせる。

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