不動産ニュース / 政策・制度

2020/4/30

サ高住整備事業を支援/国交省

 国土交通省は30日、サービス付き高齢者向け住宅整備事業の申請の募集を開始した。

 高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らすことができる住まいを確保することが目的。サービス付き高齢者向け住宅を整備する民間事業者に対し、国が実施費用の一部を補助する。

 応募要件は、「サ高住として10年以上登録すること」「家賃の額が、近くの同種の住宅と同程度であること」等に加え、今回新たに「入居者が任意の介護サービスを利用できること」「情報提供システムにおいて開示している介護サービス等の内容について、変更があった場合は速やかに情報を更新すること」といった要件が追加された。

 補助率は、住宅の場合、新築で10分の1(上限90万・120万・135万円/戸)、改修で3分の1(上限180万円/戸 等)。高齢者生活支援施設(地域交流施設等)の場合、新築で10分の1(上限1,000万円/施設)、改修で3分の1(同)。

 募集期間は2021年2月26日まで。詳細・申し込みは事務局ホームページを参照。

この記事の用語

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

規模や設備面で高齢者が生活しやすいバリアフリーな住宅(ハード)に、介護・医療などのサービス(ソフト)が付いた住まいをいう。 ハード・ソフトの基準は以下の通り。

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