不動産ニュース / 開発・分譲

2020/6/10

マレーシアでの賃貸住宅事業に進出/三井不

開発物件の完成イメージ

 三井不動産(株)は10日、マレーシア三井不動産(株)を通じ、マレーシアにおける賃貸住宅事業に初めて参画すると発表。共同事業者である「BBCC Development Sdn Bhd」と共同事業契約を締結した。

 開発するのは、同社グループ初となる直営型の外国人駐在員向けサービス付き賃貸住宅で、総戸数は269戸。LRT,KLモノレール「ハントュア」駅直結、MRT「メルデカ」駅徒歩4分。敷地面積2,064平方メートル、延床面積2万6,211平方メートル、地上45階建て。

 クアラルンプール中心市街地の大規模複合開発「ブキッ・ビンタン シティ センター(BBCC)プロジェクト」内に所在。敷地面積約7万8,000平方メートルの計画地に商業施設、オフィス、住宅、ホテルなどを建設するもので、同物件の隣接地には、同社グループが開発・運営する商業施設「仮称)三井ショッピングパーク ららぽーとクアラルンプール」が2021年開業する。

 建物内には、プールやフィットネス、キッズルームなどの多様な共用施設を設ける。居室は1~3ベッドルームまで幅広いタイプを用意。日本語対応のコンシェルジュをはじめ、部屋清掃、リネン交換、住宅設備のメンテナンス対応、朝食提供等のサービスを提供する。隣接する「ららぽーと」と連携したデリバリーサービスや提携割引も導入を検討中。

 23年9月に竣工、24年1月に開業予定。

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