不動産ニュース / 開発・分譲

2020/7/3

ベトナムの物流不動産事業に参画/阪急阪神不

VSIPハイフォン複合都市・工業団地で稼働中の物流倉庫

 阪急阪神不動産(株)はこのほど、Sembcorp Infra Services Pte Ltd(以下、セムコープ インフラサービス社)に出資したと発表。ベトナム北部の物流不動産事業に参画する。

 セムコープ インフラサービス社は、シンガポールのSembcorp Development Ltd(以下、セムコープデベロップメント社)と(株)シーアールイーが共同で出資する企業。2018年からベトナム北部にあるVSIPハイフォン複合都市・工業団地で物流倉庫の開発・運営を推進している。

 近年、ベトナムの物流不動産市場は大きな成長を続けており、同物流倉庫があるハイフォン市は、ベトナム北部最大の港湾都市。港や高速道路が整備された貿易・物流の拠点として注目されている。中でも、VSIPハイフォン複合都市・工業団地は、ベトナム・シンガポール両政府の支援の下で開発が進められており、設備等のハード面の充実に加え、質の高いカスタマーサービスを提供し、高い評価を得ている。

 同社は、海外ではすでにインドネシア、シンガポールで物流不動産事業を展開しており、今回ベトナムでの事業参画を通じて、アセアン地域でのリーシング力をさらに強化するとともに、ベトナムでの開発ノウハウを蓄積し、物流不動産事業の推進と拡大に努めていく。

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物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

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