不動産ニュース / 開発・分譲

2020/9/16

八重洲でBCP対策に配慮したオフィスビル

「(仮称)関電不動産八重洲ビル」外観イメージ

 関電不動産開発(株)は16日、「(仮称)関電不動産八重洲ビル」(東京都中央区)の新築工事を着工した。

 「東京」駅や、東京メトロ銀座線「京橋」駅など5駅16路線の利用が可能。敷地面積約1,352平方メートル、延床面積約1万3,482平方メートル、鉄骨造地上13階地下1階建て。

 基準階貸室面積は約850平方メートル、整形・無柱のオフィス空間を実現。貸室内には、プライベートテラスやオフィスキッチンを設置する他、屋上には屋外ワークや社内イベントで活用できる約250平方メートルのルーフテラスを設ける。
 人検知センサーによる照明・空調の自動制御システムなど、さまざまな環境配慮技術も採用。結果、設計段階で建物物省エネルギー性能表示制度(BELS)の最高ランク、および「ZEB Ready」認証を取得した。また、免震構造や2回線受電の採用、72時間対応の非常用発電機の設置などに加え、有事の際のオイルタンクや受水槽の残量を見える化する設備も導入し、テナント企業の事業継続を支援する。

 竣工は2022年5月31日を予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。