不動産ニュース / 開発・分譲

2020/10/23

小田急、「海老名」駅間の再開発地に複合施設

「(仮称)サービス棟」外観イメージ

 小田急電鉄(株)は22日、同社線とJR相模線「海老名」駅間に広がる開発エリア「ViNA GARDENS」内に開発する「(仮称)サービス棟」を2022年度上期に開業すると発表した。

 同施設は、「ウェルネス」をコンセプトにフィットネスや健診、クリニック等の機能を有する複合施設。延床面積約2万6,200平方メートル、鉄筋コンクリート造地上10階建て。8~10階はプールやテニスコート、大型のジム空間を用意したフィットネス、7階はメディカルセンター、6階は地域最大級の大型クリニックモールが入居する。
 同社は、「ViNA GARDENS」を中心とした健康増進、海老名市域全体の活性化を目的に、出店する3者と同市との間で5者包括連携協定「健康増進事業等に係る連携と協力に関する協定」を締結した。

 なお、「ViNA GARDENS」は、総開発面積約3万5,000平方メートル。飲食を中心とした商業施設やタワーマンションがすでに竣工済みで、アートイベントの開催なども行ない、「憩う・くらす・育む」をコンセプトとしたまちづくりを推進。総延床面積は約17万5,000平方メートル。今後、2棟目のマンションに加え、サービス棟、オフィス棟の開発を進める。オフィス棟は地上14階建て、基準階面積約1,850平方メートル。開業は22年春を予定。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。