不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/10/27

首都圏新築戸建て、全エリアで価格上昇

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は27日、同社ネットワークにおける2020年9月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。

 新築戸建ての平均価格は3,956万円(前月比0.6%上昇)。エリア別では、東京23区5,555万円(同0.1%上昇)、東京都下3,989万円(同0.4%上昇)、横浜市・川崎市4,320万円(同0.4%上昇)、神奈川県他3,771万円(同0.6%上昇)、さいたま市3,720万円(同1.1%上昇)、埼玉県他3,197万円(同1.1%上昇)、千葉県西部3,506万円(同0.4%上昇)、千葉県他2,913万円(同0.6%上昇)。首都圏8エリアすべてで、前月の価格を上回った。千葉県は前月に続き、全エリアで17年1月以降の最高額を更新した。
 東京都と横浜市・川崎市は前年同月比マイナス、神奈川県他と埼玉県、千葉県は同上昇となった。中でも、千葉県他は同6.3%と大幅上昇。20年5月以降、大きく伸びている。

 既存マンション平均成約価格は3,134万円(前月比0.3%下落)。エリア別では、東京23区4,157万円(同0.2%下落)、東京都下2,573万円(同0.6%下落)、横浜市・川崎市2,936万円(同1.3%下落)、神奈川県他2,326万円(同0.7%下落)、さいたま市2,490万円(同2.4%下落)、埼玉県他2,027万円(同1.2%上昇)、千葉県西部2,310万円(同1.9%上昇)、千葉県他1,581万円(同1.3%下落)。埼玉県他、千葉県西部を除く首都圏6エリアで、前月の価格を下回った。千葉県西部は、17年1月以降の最高額を更新。
 前年同月比で上昇となったのは、東京23区(2.5%上昇)、千葉県西部(3.6%上昇)、神奈川県他(0.3%上昇)。一方、東京都下、横浜市・川崎市、さいたま市は、1%超下落した。横浜市・川崎市は、17年1月を100とした平均価格指数も99.1と、唯一100を下回っている。

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