不動産ニュース / ハウジング

2020/11/2

宮城で「共助」の考え取り入れた分譲地

A棟外観イメージ
A棟内観イメージ

 セキスイハイム東北(株)は10月30日、東北エリア初となる、「コミュニティZEH」の考えを取り入れた分譲地「スマートハイムシティ佐沼中央」(宮城県登米市、全13区画)の販売を開始した。

 国は災害の激甚化、頻発化を背景に、2020年から「コミュニティZEHによるレジリエンス強化事業(令和元年度補正予算)」により、停電時でも自立的に電力供給が可能なZEHを活用した地域防災拠点の整備を促進している。同社もこの考えに共感し、地域コミュニティにおいて太陽光発電システム(PV)や蓄電システムを搭載した「ZEH+」「ZEH+R」を満たす住宅の余剰電力を、停電時に広く地域住民に提供する「コミュニティZEH」の考えを採用。現在、「スマートハイムシティ佐沼中央」を含む、全国11ヵ所の分譲地で同事業の交付決定を受けている。

 登米市市民バス「登米市役所前」バス停徒歩4分に立地。災害に強いまちづくりを目指し、全戸にPV、HEMS、蓄電システムの採用を推奨。「共助」の考えを取り入れ、日頃から停電時に利用可能な電気機器や時間帯などを近隣住民と情報共有することで、停電時の円滑な電気供給はもちろん、住民同士のコミュニケーションを促進し地域コミュニティの形成もサポートする。

 第1期の販売戸数は4戸、敷地面積約194~216平方メートル、建物面積約95~112平方メートル、価格は3,291万1,500円〜3,691万1,500円。引き渡しは20年12月を予定。

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