不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2020/11/13

減収減益/近鉄GHD21年3月期2Q

 近鉄グループホールディングス(株)は12日、2021年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(20年4月1日~9月30日)は、営業収益2,819億6,400万円(前年同期比54.0%減)、営業損失540億1,800万円(前年同期:営業利益366億8,800万円)、経常損失437億5,400万円(同:経常利益355億円)、四半期純損失314億円(同:.四半期純利益210億8,500万円)。

 不動産セグメントは、営業収益568億400万円(前年同期比18.8%減)、営業利益62億4,100万円(同23.6%減)を計上した。
 新型コロナウイルス感染症の影響で、不動産賃貸部門はあべのハルカス展望台等の施設を営業停止したため減益減収に。不動産販売部門も、マンションの竣工物件が少なく、営業活動にも制限がかかったことなどで、減益減収となった。

 ホテル・レジャーセグメントは、ホテルの営業休止等が影響。足元では稼働率が改善傾向にあるが、営業収益254億6,600万円(前年同期比89.8%減)、営業損失361億5,700万円(前年同期:営業利益45億4,900万円)となった。

 新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響を合理的に算定することが困難とし未定としていた通期予想を公表。営業収益7,540億円、営業損失630億円、経常損失500億円、当期純損失480億円とした。

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