不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/11/20

10月のレインズ、新規登録5ヵ月連続増

 (公財)不動産流通推進センターは20日、2020年10月の全国の指定流通機構の活用状況を発表した。

 同月の新規登録件数は40万6,257件(前年同月比6.1%増)となり、前年同月比では5ヵ月連続のプラスとなった。成約報告件数は4万7,688件(同7.7%増)と、4ヵ月連続のプラスに。総登録件数は83万389件(同3.8%増)と、6ヵ月連続のプラスとなった。

 物件別では、売り物件の新規登録件数が13万952件(同10.1%減)と、7ヵ月連続のマイナスに。成約報告件数は1万7,422件(同18.3%増)と、プラスに転じた。総登録件数は34万1,546件(同9.7%減)と、4ヵ月連続のマイナスだった。

 賃貸物件の新規登録件数は27万5,305件(同16.1%増)と、6ヵ月連続のプラス。成約報告件数は3万266件(同2.4%増)と、4ヵ月連続のプラスとなった。総登録件数は48万8,843件(同16.0%増)と、5ヵ月連続のプラス。

 売り物件の取引態様別物件数は、新規登録では媒介契約が9万2,728件(同4.4%減)。このうち、専属専任が1万4,925件(同9.6%減)、専任が4万2,912件(同3.7%減)、一般が3万4,891件(同2.8%減)となった。

 なお、売主物件は新規登録が3万6,501件(同21.7%減)、成約報告が2,907件(同8.8%減)だった。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

不動産流通推進センター

不動産業の近代化を推進するための組織で、1980(昭和55)年に設立された公益財団法人。 その主要な業務は、1.不動産流通市場の整備・近代化に対する支援(レインズの開発、価格査定マニュアル等の策定・...

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。