不動産ニュース / 開発・分譲

2020/11/25

「前橋」駅前に27階建てタワマン/東京建物他

建物の完成予想図

 ファーストコーポレーション(株)、東京建物(株)は24日、「JR前橋駅北口地区第一種市街地再開発事業」(群馬県前橋市)において、複合施設の新築工事を着工したと発表した。

 2017年9月に都市計画決定の公告がされ、19年2月に再開発事業協議会と2社が同事業に関する基本協定を締結。同年8月に施行認可、20年8月に権利変換の認可を受け、今回新築着工に至った。
 なお、ファーストコーポレーションは個人施行者代表企業および施設建築物施工者の1者、東京建物はマンション分譲事業の幹事企業および参加個人施行者として参画する。

 開発地は、JR両毛線「前橋」駅前に隣接。敷地面積約3,870平方メートル。鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造地上27階地下1階建ての複合施設を建設する。延床面積約2万8,991平方メートル。1・2階に店舗および前橋市が所有する子育て支援施設を、3~27階に総戸数203戸の分譲マンションを配置する。住戸の専有面積は60平方メートル台~120平方メートル台。間取りは2LDK~4LDK。在宅勤務にも対応できるなど、さまざまな世代のライフスタイルに応じた豊富な間取りやプランを用意した。テレワーク等で使用できる個別ワークスペースを備えたスタディルームなど、多彩な共用施設も設ける。21年夏頃のモデルルームオープンを予定。

 そのほか、駅前ロータリーと一体となるプロムナードには木々や造作ベンチを設置し、多くの人が行き交い、集うことができる広場空間も整備する。

 竣工は23年10月を予定。

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