不動産ニュース / 開発・分譲

2020/11/30

北赤羽で社宅を1棟リノベ/リビタ

「つながるまま」の内部。業務用キッチンや、シェア型店舗の飲食スペースとしても使える客席、テレワーク等で使える部室で構成する

 (株)リビタはこのほど、リノベーション分譲マンション「リノア北赤羽」(東京都北区、総戸数147戸)を竣工した。

 JR埼京線「北赤羽」駅徒歩3分に立地。1992年築の企業社宅として使われていた物件を1棟リノベーションした。敷地面積約6,456平方メートル。鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根12階建て、延床面積約1万2,688平方メートル。間取りは3LDKが中心、専有面積は62.94~78.54平方メートル。

 共用施設を充実させ、居住者の利用だけでなく、外部にも貸し出すスキームをあらかじめ構築した。管理組合が運営パートナーであるNPO法人彩結びに共用施設を貸し出し、同NPO法人がスペース利用を希望する地域住民に時間貸しする。また、スペースで飲食店や塾等を展開する別の事業者とも利用契約等を結ぶ。
 共用施設は、日替わりの店舗が出店するシェア型店舗区画「つながるまま」や、デスクカウンター、円形テーブル、シェア洗濯機・乾燥機を設置した多目的スペース「いどばたげんかん」など。他にも、防音性能を高めた集会室や、屋上ウッドデッキも地域に開放する。

 昨年11月から発売を開始。これまで約80戸が契約済み。共用施設の充実と管理組合の長期的な収益を見据えた運営体制が評価されたという。

 今後も数期に分けて販売を行なう予定。販売価格は3,328万~4,518万円。

 共用部や一部専有部の改修工事は10月29日に終えており、一部住戸は同月30日より入居を開始している。

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