(株)estie(東京都文京区、代表取締役:平井 瑛氏)は3日、オフィス賃貸事業者向けのプラットフォーム「estie pro」をリニューアル、東急(株)、日鉄興和不動産(株)、森ビル(株)が導入し運用を開始したと発表した。
「estie pro」は不動産市場の公開情報を集約し、独自開発したAIアルゴリズムにより推定成約賃料「e-賃料」等を算出する。リニューアルでは、不動産ディベロッパー、管理会社、仲介会社の持つ独自情報も集約データに組み込んだ。それにより、全国7万棟・40万フロアの建物情報、500万坪の募集情報、24万件の賃料情報などを網羅する。また、位置情報ソリューションを提供するゼンリングループと連携し、オフィス賃貸の営業先選定の効率化サポートとして、都心20万件のオフィス入居テナント情報の提供も開始した。
こうしたデータの拡充により、「e-賃料」の対象範囲は日本全国のオフィスビルに拡大した。今後は過去データおよび将来予測値も提供できるようになる予定。