不動産ニュース / 開発・分譲

2020/12/25

福岡で研究施設中核の複合開発/大和ハ他

「元岡地区研究開発次世代拠点形成事業」完成イメージ

 大和ハウス工業(株)と西部ガスグループの西部ガス都市開発(株)(福岡市博多区、代表取締役社長:佐藤 操氏)、(株)九州TSUTAYA(福岡市早良区、社長:髙原祥有氏)、総合試薬ディーラーの正晃(株)(福岡市東区、代表取締役社長:印 正哉氏)、大和ハウスグループで商業施設の運営等を手掛ける大和情報サービス(株)(東京都千代田区、代表取締役社長:藤田勝幸氏)は25日、福岡市、ダイハツ九州(株)(大分県中津市、代表取締役社長:泉谷卓司氏)と基本協定書を締結した。

 2020年11月20日に、福岡市とダイハツ九州が所有する土地を活用する「元岡地区研究開発次世代拠点形成事業」(福岡市西区)の事業予定者に選定されている。今後、大和ハウス工業と西部ガス都市開発が事業主体者として土地を購入し、事業を進めていく。

 敷地面積約3万1,224.68平方メートル。延床面積2万4,719平方メートル。JR筑肥線「九大学研都市」駅よりバス約11分に立地。「知と感性と創造を育む『結び目』となる拠点」をコンセプトに、研究開発施設を主体とした複合施設を開発。レンタルオフィスやレンタルラボ、物販店舗「BOOK&CAFE」、アウトドアショップ、飲食店、研究員向けの住居などで構成する。

 「BOOK&CAFE」では、西部ガス都市開発と九州TSUTAYAが共同運営する「蔦屋書店」などが出店し、交流の起点として施設内外のコミュニティ形成を図るイベントを開催する。また、正晃が研究開発棟で実験機器の共有や研究資材の共同購入などの持続的研究活動推進に向けたサービスの企画立案を行ない、大和情報サービスが施設全体の維持・管理、地域の情報発信等を展開する予定。

 第1期は、22年1月に着工、22年9月に竣工、22年10月に開業する予定。第2期は、23年3月に着工、同年11月に竣工、24年春に開業する計画。

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