不動産ニュース / 開発・分譲

2021/1/28

神戸三宮に駅一体型の複合ビル/阪急電鉄他

開発中の「神戸三宮阪急ビル」外観

 阪急電鉄(株)と阪急阪神不動産(株)は27日、開発中の「神戸阪急ビル東館」(神戸市中央区)の建て替えと、隣接する阪急「神戸三宮」駅の高架下店舗のリニューアルについて、施設の名称を「神戸三宮阪急ビル」に決定し、4月26日に開業すると発表した。

 阪急「神戸三宮」駅、JR「三ノ宮」駅、神戸市営地下鉄(西神・山手線)「三宮」駅に直結。敷地面積約7,100平方メートル。

 「神戸阪急ビル東館」は建て替え後、鉄骨造地上29階地下3階建て、オフィス(4~15階)、ホテル(17~28階)、レストラン(29階)などの複合ビルとなる。延床面積約2万8,850平方メートル。高架下店舗はリニューアル後、鉄筋コンクリート造地上2階地下1階建て、延床面積約5,500平方メートル。

 地下2~3階でつながり、東西コンコースの周辺と駅高架下のエリアに、35店舗からなる商業施設「EKIZO(エキゾ)神戸三宮」を開設。コンコースの周辺には、食品スーパー「阪急オアシス」など、物販・サービス店が出店。駅高架下には、飲食店を中心に地元内外の名店を誘致する。
 オフィスは、1フロア約600平方メートルで、15階には神戸市が知的交流拠点「ANCHOR KOBE(アンカー神戸)」を開設する。
 ホテルは、(株)阪急阪神ホテルズが運営する宿泊主体型ホテル「レムプラス神戸三宮」(総客室数209室)が開業。レムプラスとしては2号目。

 なお、外観は旧神戸阪急ビル東館のデザインのイメージを継承。地下鉄との乗換の利便性を向上させるため、エスカレーターを増設し、バリアフリー対応のエレベーターも新設する。

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