国土交通省は27日、東京駅周辺の最新の屋内電子地図をG空間情報センターで公開した。「誰でも」「自由に」「無料で」屋内電子地図をダウンロードでき、屋内ナビゲーションアプリの開発などが可能となる。
G空間情報センターとは、官民問わず様々に整備・提供される多様な地理空間情報を集約し、利用者がワンストップで検索・ダウンロードできる、産学官の地理空間情報を扱うプラットフォーム。
今回、20年8月に新設された東京駅グランスタ地下北口改札等を反映した最新の東京駅周辺の屋内電子地図を公開。日本最大級の地下空間、東京駅を中心とした東西約1km、南北約2kmの範囲を対象に整備したもので、サービスの基盤となる屋内電子地図として、通路、階段、トイレ等のデータを含み作成した。通路の段差や勾配等を含む屋内ネットワークデータを利用し、段差を回避したバリアフリールートの検索等のサービスも開発が可能となる。