不動産ニュース / ハウジング

2021/2/18

ひとり親の購入者に最大45万円の見舞金

 ケイアイスター不動産(株)の子会社であるCasa robotics(株)は16日、ひとり親世帯を支援する制度「お住まいレス9(おすまいレスキュー)エディションひとり親」を開始した。

 2020年8月より、約57.9平方メートルから、月々の住宅ローンの返済額1万円から購入が可能な「規格型ひら家注文住宅IKI」の専門店である「IKI高崎展示場」(群馬県高崎市)をオープン。1ヵ月で約100件、21年1月末までに550件超の反響を獲得している。しかし、ひとり親世帯の顧客は問い合わせから成約に至るまで割合が全体の平均に比べて低く、その要因として、就業状況などにより住宅ローンの支払いに不安を感じていることが推測された。
 そこで、20年4月に発令された緊急事態宣言下に、不測の事態により住宅ローンの支払いが困難になった人を対象に実施した「お住まいレス9」と同じ内容で、ひとり親の人を対象にサービスを提供する。

 Casa roboticsでIKI住宅の工事請負契約を締結した顧客で、住宅ローンを利用するひとり親の人が対象。引き渡し後6ヵ月以内に勤務先の倒産、業績不振による整理解雇などで収入が途絶えた場合、住宅ローン返済の支援のために、最大9ヵ月、45万円の見舞金を支払う。

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