不動産ニュース / その他

2021/3/3

米FCに加盟、仲介事業を本格化/丸紅

 丸紅(株)、丸紅都市開発(株)は、米国の不動産仲介フランチャイズ企業「Keller Williams Realty Inc.」(以下、KW)のマスターライセンスを保有するエージェント・グロース(株)(通称:Keller Williams Japan、以下、「KWJ」)と共に、国内における不動産仲介事業を本格展開する。

 丸紅グループは、開発・収益物件のソーシング、ファンド組成等のアセットマネジメント事業、企画開発プロジェクトマネジメント、施設管理運営等を手掛けてきた。不動産事業の拡大を図る目的で、2020年1月、KWJに出資。丸紅都市開発は仲介事業の本格化に向け、同年11月に丸紅不動産流通(株)を新設していた。

 今回、丸紅都市開発とKWJがサブライセンス契約を締結し、丸紅不動産流通はマーケットセンター加盟店「KW Tokyo Bay」として営業を開始する。

 KWのFCでは、米国では一般的な不動産エージェントとの取引を前提としており、マーケットセンター加盟店がエージェントと業務委託契約を締結する方式で事業を展開。丸紅もそのビジネスモデルを採用する。エージェントは、各国で成功するエージェントのノウハウをモデル化した研修の受講や、顧客データ、物件登録、入出金管理等のシステムが利用でき、フルコミッション制で報酬を獲得する。

 丸紅グループとKWJは今後、サブライセンスを付与したマーケットセンター加盟店の全国展開を図っていく。

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