小田急電鉄(株)、小田急不動産(株)、(株)小田急SCディベロップメントと(株)ザイマックスは9日、「小田急沿線における商業施設を中心としたワークプレイス拡大に関する基本協定」を締結。小田急グループの駅周辺施設においてサテライトオフィス「ZXY(ジザイ)」の開発を推進すると発表した。初弾として、15日に、小田急線「代々木上原」駅構内にブースタイプの「ZXY代々木上原」(東京都渋谷区)を開業する。
昨今の働き方改革や新型コロナウイルス感染症に対応したリモートワークの普及を受け、首都圏の郊外を中心に自宅近くのワークプレイスの拡充が求められることから、今回の基本協定締結に至った。2024年3月末までに、小田急グループの駅周辺商業施設等において、ザイマックスが展開する個室を中心とした法人向けのサテライトオフィス「ZXY」を約30拠点整備する目標。
6月中旬には「ZXY湘南台」(「小田急マルシェ湘南台」(神奈川県藤沢市)内、1人用個室13部屋)、「ZXY本厚木」(「小田急厚木ホテルビル」(神奈川県厚木市)内、1人用個室21部屋・2人用個室1部屋)の開業を予定する。
なお、6月頃から、同協定における連携拠点を中心に、「ZXY」の休業日(土日祝日)を有効活用し、小田急不動産による個人向けのワーク&ライフプレイスサービスを開始する予定。