不動産ニュース / その他

2021/5/6

分譲マンションの空気環境プロデュースへ実証実験

 日鉄興和不動産(株)は、分譲マンションの空気環境をトータルプロデュースするプロジェクトの一環として、同社の分譲マンション「リビオレゾン勝どきnex」(東京都中央区、総戸数96戸)、「リビオ成増フォレストエア」(東京都板橋区、総戸数53戸)、「グランリビオ芝大門」(東京都港区、総戸数114戸)にダイキン工業(株)の機器を導入する。

 同社は、次世代の暮らしを開発・実装する共創型の取り組み「Co-Cre ationBASE(コ・クリエーションベース/通称「コクリバ 」)を実施しており、4月9日、マンション専有部の空気環境をトータルプロデュースする「くうきを整えて、健康に過ごせるお家」を目指したプロジェクトを開始した。

 その初弾として、分譲マンションの一部の専有部にダイキンのルームエアコン、除湿・加湿機能付き空気清浄機、換気のタイミングを知らせるCO2濃度見える化センサーを導入。空気環境情報を見える化する。2年間に渡り、機器の稼働データや空気環境データの蓄積、入居者への快適性に関するヒアリングを行ない、空気環境の観点から健康的な居住空間を模索していく。

 第2弾として、設計段階から空気環境について検討する取り組みを行なう予定。建設途中では導入できない設備機器の採用等を予定している。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。